食べると幸せホルモンである「セロトニン」がドバドバ出ると言われている「カレー」。
自宅で簡単に食べることができる「レトルトカレー」なら、いつでも簡単に幸せな思いができる!
でも、最近じゃ種類が多すぎるし、パッケージだけ見てもイマイチ想像がつかないので、どのカレーを買ったら良いかわからないよね。
そこで、筆者が実際に食べ比べて写真と感想を列挙することにした。
是非とも店頭で選ぶ際に参考にして欲しい。
めっちゃタイプのカレーを探してみない?
最近デパートやアンテナショップで目にすることの増えた「インスタントカレー」。
無印良品のレトルトカレーが美味しいと話題になったり、当地レトルトカレーのラインナップも爆発的に増えてきており、ちょっとしたブームになっている。
なお、レトルトでありながらもこだわりのあるカレーも増えてきており、価格も1食500円を超えるものが主流で、中には1,000円を超えるものも出てきている。
なかなか良い値段であるので、味見はできないにしても、せめてパッケージ写真だけではなく、もう少しどんなものかどうか知りたいところだ。
そこで、カレー好きである筆者が少しずつ食べ進め、商品の概要を伝えようという企画である。
実食ベースでできるだけ客観性を心がけた筆者の感想に加え、以下の2点を評価として付記している。
・パッケージ写真の現物再現度
・筆者の好み
1点目はパッケージ写真と現物の間に差があるかどうか、2点目はあくまでの筆者の好みにどれくらい沿っているかで評価している。
カレーの要素については辛さ、濃さ、具材の種類やボリュームなど色々な点があるが、例えば辛いことが良いかどうかについては人によるため、それぞれの要素を点数化は行わないこととした。同様の理由でランキング形式にはしないが、筆者の好みに近いものほど上部に記載している。
あくまでも実態を伝えることをメインに考えた記事である。
なお、筆者の好みについては下記の通り。
筆者の好み
学生時代にカレー屋でアルバイトしていたくらいのカレー好き。スパイシー、濃厚、具材の種類が豊富でボリュームが多いカレーが好き。好きなカレーは紅花別館のココットカレー、よもだそばのインドカレー、TOKYO ROUX(閉店)のスパイシーチキンカレー、蜂の家のごく辛ビース&ポークカリー。好きなチェーンはC&C、スープストック、もうやんカレー。
店舗再現型/高級レトルトカレー
一言まとめ
マイルドで上品なカレー。牛肉のブロックのボリューム・高級感あり。
メーカー商品説明
野菜の旨味と果物のフルーティな味わいにワインとココナッツミルクを加え、芳醇な香りと深みのある欧風カレーに仕上げました。銀座千疋屋の新しい美味しさをお楽しみください。
感想
味付けは甘めでありながらも、後味として辛みを感じる。辛さの表記はないが、中辛といったところだ。カレーソースは野菜と果物がたっぷり溶け込んでおり濃厚。具材のバラエティ感はないが、複数個入った牛肉の存在のインパクトあり。大きい塊でありながら、舌で切れるほどによく煮込まれており、とろけるような食感である。
パッケージ写真の現物再現度
筆者の好み
一言まとめ
スパイシーだけどまろやかな酸味の強いカレー。ごろっとしたチキンは食べ応えアリ。
メーカー商品説明
2009年、サブカルチャーの聖地下北沢の一角に7坪の小さな店「般゜若(パンニャ)」を開店しました。そのメニューの中心を担い続けてきた名物メニューのチキンカレーが、下北沢に訪れる機会の少ない皆様にも召し上がって頂けるようになりました。コク、旨味、香り、食感のすべてで、レトルトカレーの範囲を超えた逸品となりました。どうぞご賞味くださいませ。
感想
カレーソースはスープカレーのような粘度をほぼ感じない「しゃばしゃば」なタイプ。細かく刻まれた玉ねぎのツブツブ感を感じることができる。ぱっと見も辛そうに見えるが、表記上中辛で体感も中辛。スパイシーではあるが、味わいはまろやかである。パッケージ写真にあるピーナッツのようなものはカルダモンシードであり、1粒入っていた。写真通りごろっとしたチキンが2つ入っている。食べ応えはあるものの、固めでパサつきがある。
パッケージ写真の現物再現度
筆者の好み
ご当地カレー
一言まとめ
「いちごの甘味ってこんなにカレーに合うんだ!」と思える甘口カレー
メーカー商品説明
”いちご王国栃木”が生んだ新品種「スカイベリー」。この大粒な苺の、バランスが良くまろやかな味わいを生かしてさらに美味しいいちごのカレーを作りました。
感想
キワモノっぽいネーミングであるが、いわゆるネタ系のカレーではなく、しっかり美味しく食べることができる。写真で確認して欲しいが、内容量が200gと量が多い。カレーソースは粘度がある。口当たりは甘く、後味はに確かないちご感がある。辛さの表記はないが、甘口から中辛の間の印象。一般的な甘口カレーの甘さとは異なり、上品な苺の甘味が口内に広がる。例えるならばいちごジャムのような甘さであるが、これが意外にもカレーと相性が良い。カレーソースには人参、じゃがいも、肉のブロックがゴロゴロ入っているので、具沢山で満足感がある。
パッケージ写真の現物再現度
n/a
筆者の好み
一言まとめ
ほのかなメロンの香りが鼻に抜ける上品なカレー。
メーカー商品説明
生産量日本一である茨城県鉾田市産の「メロン」と茨城県の銘柄豚「ローズポーク」を合わせた茨城ご当地のメロンカレーです。適度に熟した食べ頃メロンのほのかな香りと甘さが豚肉や特製直火焼きルウと上手にマッチしています。化学調味料や保存料などは一切使用しない優しい味のカレーです。
感想
キワモノっぽいネーミングであるが、いわゆるネタ系のカレーではなく、しっかり美味しく食べることができる。写真で確認して欲しいが、内容量が200gと量が多い。カレーソースはサラサラ。口当たりはスパイシーで、後味としてメロンの香りが鼻に抜ける。辛さは中辛の表記通りの印象。ローズポークのブロックは2つ入っており、ポークにもメロンの香りが染みている。具沢山ではないが、玉ねぎなどの野菜のツブツブ感の愉しめるカレーソースである。メロンであろう塊も3つ入っていたが、こちらには逆にしっかりとカレーの味が染みていて、多分メロンだなという程度の心証である。
パッケージ写真の現物再現度
n/a
筆者の好み
一言まとめ
カレーソースはサラサラだがコクがある。濃厚なモッツァレラチーズの食べ応えアリ。
メーカー商品説明
北海道十勝産の生乳を使用した十勝産ひとくちモッツァレラチーズの甘味と風味に炒め玉ねぎとバターのコクと旨味を加えた濃厚カレーです。
感想
表記は中辛とあるが、カレーソースは一般的な中辛と辛口の間くらいの味付けに感じる。モッツァレラチーズの甘味がカレーソースの辛みを押さえ、総体的には正に中辛である。カレーソースはサラサラでありながら玉ねぎとバターのコクが追いかけてくる。具材のバラエティ感はないが、写真通り5個入ったモッツァレラチーズは1つ1つがしっかりミルキーな味わいが口に広がるサイズで満足感がある。
パッケージ写真の現物再現度
筆者の好み
PBブランド
無印良品
一言まとめ
ガラムマサラの香りがやみつきになる高クオリティ辛口チキンカレー
メーカー商品説明
ブラックペッパーと赤唐辛子の辛味をきかせ、スパイシーに仕あげました。ガラムマサラの豊かな香りが生きています。
感想
一口目でガラムマサラの香りが口中に広がり、食欲を誘う。カレーソースには野菜が溶け込んでおり、粘度があって具材感はない。辛さは辛口と激辛の間であり、一般的な辛口よりも辛いと感じる。風味・旨味がしっかり感じられる辛さであり、クオリティが高い。筆者の好みのカレーとして満点に近い水準だが、肉が固めで旨味もあまり感じられない点がとても残念。肉の数は写真通り3個。
パッケージ写真の現物再現度
筆者の好み
一言まとめ
無印良品の安定の高クオリティを感じる、酸味が強い具沢山の辛口タイカレー。
メーカー商品説明
ぶなしめじ、たけのこ、きくらげなど森の恵みと、鶏肉の旨みを生かしたタイ東北地方発祥のカレーです。現地の味をお手本に、赤唐辛子の辛さとハーブの風味をきかせました。
感想
ファーストインプレッションは酸味の強さ。レモングラスがよく効いている。カレーソースを口に入れると、タイカレー独特の香り高さを感じる。かなり具沢山な上にバラエティが豊富で食べ応えも抜群だ。特にヤングコーンとタケノコの食感の良さ、よく煮込まれた鶏肉の旨味を強く感じた。そして無印良品ならではのクオリティの高さ。カレーソースも具材もとにかく美味い。辛さの表記は辛口と激辛の中間で、実際にかなり辛い。頭に汗をかくレベルだ。辛い物好きにはたまらないだろう。
パッケージ写真の現物再現度
筆者の好み
一言まとめ
子供でも食べれるコーンポタージュのような味わいの甘口カレー。
メーカー商品説明
シチリア産のレモンの酸味を生かし、まろやかな味わいに仕上げたチキンカレーです。レモンの爽やかな香りと、程よいスパイス感が特徴です。
感想
甘味の強さが特徴。表記状も甘口である。酸味は微かで、レモン感はほとんど感じなかった。カレーソースはコーンポタージュのような味わいだ。玉ねぎのツブツブとした食感を愉しめる。肉は写真通り4つ入っている。若干鶏胸肉ならではのパサつきを感じる。
パッケージ写真の現物再現度
筆者の好み
AWESOME STORE
一言まとめ
黒ゴマの甘味が楽しめるカレーソース。キノコが沢山入っていて、最後の一口まで愉しめる。
メーカー商品説明
3種のキノコと黒ゴマが効いたオトナなKuloeカレー!
感想
カレーソースの見た目は黒め。これはゴマの色だと思われる。辛さは中辛表記で、スパイシー感もなくまさに中辛。ゴマの甘味が一段と辛味を抑えている。3種類のキノコ(エリンギ、ぶなしめじ、まいたけ)がふんだんに使われており、最後の一口までキノコの食感を愉しむことができる。内容量が150gと少なめなので、一般的なペースで食べるとゴハンが余ってしまうかも。
ちなみにKuloeというのはオーサムストアの猫のキャラクターである。
パッケージ写真の現物再現度
n/a
筆者の好み
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