デブなおっさんが即効で激痩せするための意識改革

筆者の大学生の頃の体重は60Kg台前半であったが、仕事のストレスを食にぶつけることで一時期80Kgを超えるデブと化していた。

これは良くないと思い時々ダイエットしていたがなかなか痩せることはなかった。そんな中で仕事で連日の深夜残業が続く中で眠気と戦いながらオフィスグリコを貪っては努力がリセット、むしろ後退という状況を繰り返していた。

その後、時間をかけて生活や思想を全般的に見直し、大学生の頃のボディに近づきつつある現在、どのようにそれを実現してきたかのノウハウを共有する。

この記事の目的

痩せるためのモチベーションを確立・維持すること

目次

痩せるための大前提

モテたい・イケていたい。男性の野心の源泉は概ねこの気持ちから生ずるであろう。この気持ちは中高生の頃の性欲の高まりにより強くなり、加齢や結婚を経てシュリンクして行く。

「英雄色を好む」という言葉があるが、筆者はこの言葉を「英雄まで上り詰める人はほんの一部で、そこにたどり着くためには強い動機が必要だ。男性の強い動機は女性との関係から生まれるので、成功したいのであればその気持ちは大事にした方が良い。」という解釈をしている。

ところで、アメリカでは肥満の人間は自己管理すらできないから仕事もできないはずだと推察されるという話もある。これが真実かどうかは置いておいて、上記の「英雄色を好む」の逆の解釈と整合的で、「女性の目も気にならないデブは全体的にモチベーションが低いから仕事もできるはずがない。」と解釈できる。

世の中には痩せるべき合理的な理由と痩せるための方法論はいくらでもあって、デブであってもその一つ一つの内容は理解できる。そして、デブを脱却したいという気持ちは生まれるが、強い動機がないから続けることができないのだ。

つまり、痩せて綺麗なカラダを手に入れることはもちろん、その他全般的に人生の質を引き上げるためには、ブサイクであろうが、既婚者であろうが、モテたい・イケていたいという気持ちを持つべきなのである。

もちろん既婚者に対してはモテてどうしろということを言っているわけではない。そこは既婚者らしい行動をすれば良い。ただ、婚姻を理由にモテたい・イケていたいと思うことすら制限してしまうと、今後の人生におけるモチベーションのコントロールが難しくなるのは明白であるので、制限すべきではないのだ。

軌道に乗せるまでの手順

モテたい・イケていたいと思ったとしても、その気持ちを強く持つことやそれを維持することができない人も多い。まずはその気持ちを実現させるための精神的な下地を作ろう。

現状分析:素人の女性から率直な判断を受ける

関係性がなにもない中で女性から率直な判断を受けることは意識変革に非常に効果的だ。

おっさんになると自分に対する周囲の評価について盲目的になりがちである。

なぜならば、おっさんは社会におけるそこそこのポジションに位置するので、部下は上司として丁寧に接してくる。また、キャバクラやガールズバーにおいてはカネと引き換えに関係性が成立している。

カネやポジションで集客できているだけで、他人が自分に対して本音で接していない・本質的に興味を持たないという事実に気づけなかったりする。

要は、みんなに汚ったねぇおっさんだと思われていても自分では気づくことが難しいということだ。

そんな状況から目を覚ますためには、自分そのもので勝負する場所に出ることが必要だ。

例えばマッチングサービスを利用することが手っ取り早い。マッチングアプリを使う方法もあるが、相席屋、JIS、オリエンタルラウンジなどのリアルな場の方が効果が高いだろう。こういう場においては、見た目がイケているかどうか、話が面白いかどうかという点が重要になる。

また、短期語学留学などでコミュニティで生活することは非常に勉強になる。ここでは上記に加えて語学力を含めた順位づけが行われる

学歴が良いとか、ハイレベルな資格を持っているとか、会社において重要なポジションにあるとか、年収が良いとか、そういう自分を守る武器が通用しない場で率直な評価を受けることで、自分が男として売れる価値を測定することができる

ブヨブヨのおっさんであれば、一般的にはひどいあしらわれ方をすることだろう。そしてその体験が自分を変えようと思う意識のコアになるだろう。

意識形成:オシャレにコストを払う

おっさんが年甲斐もなくオシャレなんて。ましてやこんなブヨブヨなのに。

一般的にはこのように思うかも知れないが、これが変われない理由の一つだったりする。

オシャレをしてキマるのは、スッキリしたボディがあってこそだ。

しかし、理想を実現する前から理想に向けて走ることで理想を実現しやすくなる。

オシャレなアイテムを揃えるのに時間とカネをかける。そしてそのアイテムの使用を痩せるより先に始めてしまおう。

そうすると、理想に向けてコストを払っているが故にそれを無駄にする行動を取りにくくなる

深夜に吉野家に行きたくなったり家系ラーメンが食べたくなったとしても、こんなに美意識にコストを払っているんだからやめておこうという気持ちになる

アパレルは週末に使う数パターンに絞り込んでハイブランドで揃える、有名な美容室に通う、定期的にジムに通う、化粧水・香水・アクセサリー・ボディクリームなどを使って小綺麗にするというような美意識が高まる行動を取ることで惰性を排除することができる

ハイブランドのアパレルについては、100万円くらい持って表参道にでも行けば一通り揃えられるだろう。金銭的に厳しいという人向けに低価格でハイブランドを揃える方法を下記の記事に記載したので参考にしてほしい。

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また、ジムを継続するためのコツは下記の記事に記載したので、そちらも参考にして欲しい。

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さらに、小綺麗に装うためのプロダクトとして、筆者が利用している製品は例えば下記のようなものだ。

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男性の化粧水の利用は一般化してきたものの、未だ習慣化できていない人はこれを機に取り入れてみよう。コーヒーやタバコが好きな人は口臭のコントロールも必須だ。

体臭については筆者の場合、休日は高校生の頃からお気に入りのエゴイストプラチナムの香水を楽しむが、平日は仕事で目立たないレベルのVictoria’s Secretのボディクリームを使用している。Victoria’s Secretのボディクリームは女性用であるが、保湿効果・香りの質が高い上にバリエーションが豊富なので、複数本持つことで色々な香りを楽しむことができる。

意識維持:女性と接する場を持つ

理想的な状況は職場に魅力を感じる女性がいることだ。その人に良く思われたいがために、自己を高めようという気持ちを保持しやすくなる。

ただ、イチ従業員であれば人事権はないので、一般的には男女比は統計的な置かれ方になる。

このような場合には趣味や社会人サークルで定期的に魅力を感じる女性と交流できる接点を作り出そう。

日常的に魅力を感じる女性を認識する機会を持つことがモチベーション維持につながる

生活を整える

性欲は人間の本質的な欲求であるが、生活が整っているからこそ正常に発現する。せっかく精神的な下地ができたとしても、そのスタンスを阻害するような要素が日常に存在していれば実現しなくなってしまう。

生活を整える上で、労働環境については自分の意思でコントロールできないことも多いので、実現可能な部分から徐々に実現してゆくと良い。

長時間残業はやらない

業種・職種によっては長時間残業を強いられることがある。

筆者は以前に監査法人という残業が多い業界で働いていて、その中でも特に残業の多い部署に在籍していた。朝まで働くことはしばしばあったし、そこまで行かなくても常に終電まで働くという日々が続いた。後輩に任せて帰るというような選択もできる場面もあったが、どうもそういうのは得意ではなくて、後輩が全員仕事を終えてから同じタイミングで帰るというのがほとんどだった。

筆者のnoteに投稿した記事にもあるが、最終的には賞与+残業代が年収の半分を占めるような状況になっていた

これをみてもいかに残業しまくっていたかということがわかる。

この自由な時間がほとんどないということは非常に強いストレスとなる。

これによる心の歪みが筆者の場合は食に流れた。深夜にオフィスグリコを貪り、気づけば脇腹が浮き輪のようになっていた。

年々人間ドックの結果が悪化してゆく中でこの生活を見直す必要を強く感じ、退職した。

若い頃はそのストレスも全て女性との出会いにぶつけていたが、過度なストレスは深刻な心の歪みを生み、増大して崩壊したときに取り返しがつかないことになるのでオススメできない。

食事は外食でも良いが確実にコントロールする

ジム通いしたりしてアウトプットをコントロールすることも大切だが、代謝の悪いおっさんは食事というインプットをコントロールすることがさらに大切である。

例えば週3でジムに行っていますという状況であっても、毎日ラーメンやつけ麺やコメばっかり食べていたらネットしてもむしろ体重増かもしれない。

筆者は残業を減らしたとはいえ、責任のある立場となっているため毎日定時で帰るなんてことはできない。最近は概ね20時〜22時くらいに退勤している(これでも監査法人の頃に比べれば、物凄く残業が削減できている)。

食事は20時までと決めているので、筆者は朝食以外は全て外食だ。

大切なことはとにかく炭水化物の量を減らすこと。

炭水化物を全く摂らないことも健康リスクが高いので「減らす」ことを目的とすべきだ。

筆者の場合は朝は卵、ソーセージ、牛乳などで、昼はサンドウィッチ(SUBWAY・コンビニなど)、牛丼(吉野家・松屋・すき家など)、夜はサラダ(コンビニ)とサンドウィッチとしている。飲みに行っても蒸留酒(焼酎・ウイスキーなど)と炭水化物以外のつまみ(サラダ、肉、漬物など)に限定し、余計なものを食べない。夜は食べない日もある。

しばらくこの生活を続ければ必ずしも1日に3食とらなくても平気になってくる。

外食だから太るというわけではなくて、SUBWAYや大戸屋など健康的な食事ができる店もある。

さいごに

今回は痩せるための下地についての議論を紹介した。

冒頭でも述べた通り、世の中には痩せるべき合理的な理由と痩せるための方法論はいくらでもある。それでも痩せられないのはモチベーションが形成・維持できないからだ。

具体的な体重や栄養の管理方法はジムのトレーナーや栄養士に聞けば良いが、そこに至るまでの最も大切なプロセスとしてこの議論があるので、まずはこれを踏まえて意識を形成してほしい。

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