






Google AdSense/Amazonアソシエイトって何?


簡単に言えば、「広告」をブログに貼り付けるためのサービスだ。
ブログに貼った広告はクリックされたり、クリックされた後に購入されたりすると手数料がもらえる仕組みであるが、これをアフィリエイトという。
アフィリエイトをやる上で、「クリックされるか」とか「購入されるか」とかいう問題の前に、メジャーな広告プログラムであるGoogle AdSense/Amazonアソシエイトは、そもそもブログに広告を貼るためにも審査が必要で、それを通らないとブログに広告を貼ることもできないのだ。
そして、その審査が厳しくて普通に落とされるので、それをどう攻略するかがブロガーの初期段階の悩みとして生じる問題なのである。
今回は、このブログが今週ようやく審査を通過したので、所見について述べてみようと思う。
Amazonキター Googleキター
アフィリエイトをやるまでの流れ


タイトルが具体的だし唐突すぎて何の話だか全然わからん!って人も多いと思うので、簡単にアフィリエイトで収益を得るまでの流れを説明する。
ブログを作る
アフィリエイトをやるためには、まず自分でメディアを持たないといけない。そのための一般的なフィールドは「ブログ」である。
まず、ブログとはなんだろうか?
Wikipediaによれば下記のように定義されている。
ブログ (blog) は、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトである。「WebにLogする」のウェブログ(weblog) をブログ(Blog)と略称する[1]。執筆者はブロガー (blogger)、個別記事はブログエントリーと呼ばれる。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブログ
つまりWebサイトの中の一つだ。
一般的には個人が運営する日記とかノウハウのまとめ系のWebサイトが「ブログ」と呼ばれていることが多いように思われる。
なお、ブログはアメブロなどを使えば無料で開設することができるが、運営のポリシーの影響を受けることになるし、GoogleAdSenseの広告は設置できないなど色々な制約があるので、自分でドメインを取ってレンタルサーバーを借りて運営することが望ましい。
アフィリエイト広告を設置する
前述の通り、アフィリエイトとは自分のブログに貼ってある広告をクリックしてもらったり、クリックした後に買ってもらったりすると手数料がもらえてカネを稼げるという仕組みだ。
アフィリエイト広告をブログに設置するためにはASP(アフィリエイトサービスブロバイダ)に登録する必要がある。
A8.netのようにメジャーで審査も厳しくないASPも一方でGoogleAdSenseやAmazonアソシエイトのように審査で普通に落とされるASPもある。
複数のASPに登録し、用途に応じて使い分けるのが望ましいだろう。
収益はどのように生まれるか
例えば誰かがが「たこ焼きを上手に焼くにはどうしたら良いかな?」と思って「たこ焼き 焼き方」とググるとする。
そうすると、下記のようにズラっとたこ焼きの焼き方に関するサイトが出てくる。
下記の赤枠のサイトが気になったとしてクリックすると、たこ焼きの焼き方が紹介された個人のブログが表示される。
ググってみる いい感じのサイトを発見!
このサイトを訪問すると、良い感じにたこ焼きの上手な焼き方が紹介されている中に、オススメの「たこ焼きプレート」や「ポン酢」が紹介されていて、クリックするとアマゾンの商品ページが開くようにリンクされている。このリンク経由で商品が購入されることでブログの運営者に手数料を支払われるという仕組みになっている。
このような形で、ブログ運営者は広告に紐付いた記事を増やしていくことで徐々に稼ぎを増やしていくことができ、それがブロガーのモチベーションとなっている。
ブログで稼ぐことの特徴は?
例えばGoogle AdSenseについては広告がクリックされるごとに30円前後の報酬を獲得することができる。
つまり、月間PV数(ページの閲覧数)が10万PVだとして、5%の人がクリックしてくれたとしたら月に15万円の報酬という計算になる。
毎月15万円所得が増えたら生活がかなり潤うと思うが、何が凄いのかって言うと、その「稼ぎ方」なのだ。
ブログは1回書いたら、そこから先は何もしなくてもずっと稼いでくれるのだ。
例えば相続した不動産を貸し付けたりしてお金をもらうのは「何もしなくてもお金がもらえる」ので、「不労所得」と呼ぶが、一度書いてしまったブログについても不労所得に近いものになる。
これはマジで凄いことなのだ。
例えば、俺は今コンサル業界で働いている。
会計系なので戦略系の人たちよりはとても給料が安いのだが、管理職未満でも年収は1,000万円くらいはもらえる。
それでもまあ平均より貰えてるからいいじゃん、って思ったかもしれない。
とは言え、この1,000万円の中には、連日連夜終電を逃してタクシー帰りをしてチャージした残業代とか、自分の生命を切り売りした対価として貰っている部分が多分に含まれているのだ。
精神的・肉体的にボロボロになるだけではなく、通常の時間に帰宅していればできたはずであろうこと、例えば趣味・休息・勉強等をやれなかったという代償も負っている。
つまり、世間的に「高収入」とか言われているような人も、「高収入」というポイントだけ見るとキラキラしているけど、「代償」も含めたら「低収入」の人から見ても全然羨ましくもなんともない人がいっぱいいるのだ。
一方で、不労所得には「代償」がない。
色々と犠牲にして小金持ちになるよりも、例えば年収400万円くらいでユルく仕事をして、定時に帰ってアフター5は好きなように過ごして、不労所得で足りない金額を埋めた方が間違いなくハッピーだろう。
Google AdSense/Amazonアソシエイトに通過するまで


当初からこのブログを運営する上でも広告を付けて収益化し、徐々に働き方を変えて行きたいと考えていた。
そして、ブログを始める前からGoogle AdSense(グーグルアドセンス)とAmazonアソシエイトの審査は厳しいとは聞いていた。
ただ、記事を書いて例えば書籍のおススメをしようにも、商品紹介リンクも貼れないのであるならば、そもそも記事がいつまでも完成しないので、早いところ審査を通してほしい思いでいっぱいだった。
初めての審査
ブログを始めてまもなく、まだ10記事くらいで中身もスカスカだったが、ドキドキしながら1回目の申請をしてみた。
Googleダメかー! えー!Amazonもダメなの…
うん、落ちた。
まあダメだろうなとか期待しないで審査の依頼をしたが、やっぱり落ちると凄くガッカリするものだ。
google.com/adsenseで不受理の理由が見れるとのことでアクセスしてみると、原因は「 価値のない質の低いコンテンツ 」であるためとのことだった。
え?誰のブログが「価値のない質の低いコンテンツ」ですって?
さすがに失礼じゃね?(笑)
お前、会ったこともないのに俺のこと悪く言い過ぎじゃね?(笑)
と、やたらイラついた記憶がある。
Amazonアソシエイトも「 Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合 」について不合格要因としており、双方共にこれが原因であったと考えられる。
つまり、ブログの中身がスカスカだっていうことだ。
確かにそれは否めないが、ググると人によっては3~4記事で審査を通ったという人もいるので、何をもってコンテンツの質が高いと評価されるかはイマイチよくわからなかった。
2回目の審査
それから半年近く経った今年の10月初旬に再度申請。
日次のアクセスでまだ20人くらい 被リンクも自分のnoteだけ
半年経ったものの、週末に1~2記事くらい書く程度だったので、それ程進捗しなかった。
記事数については、前回申請時の10記事から39記事になっていた。なお、当初の10記事はクオリティが低すぎたので殆ど削除したため、ほぼ最初からやり直しだ。
そして、39記事あるものの、読まれているのは特定の4記事が殆どで、一度もアクセスされたことのない悲しい記事もある。
アクセス数については、前回申請時は日次アクセスがゼロの日もしばしばあったので、現状少しはマシになっているが、訪問者数(UU数)≒PV数で20件前後程度と伸び悩んでいる。
被リンクについては、特に誰も紹介してくれるような人もいないので、自分のTwitter、note、Facebookのアカウントからこのブログへのリンクを貼っただけだ。Mozで見てみるとnoteからのリンクが効いているようだ。
あと、プライバシーポリシーについては記載したほうが通りやすいと言われているようなので、プライバシーポリシーのページも作成した。
正直今回でもまだ審査を通過しないだろうな、という気持ちが強かったが、半年経ったしもう一度やってみようと申請してみたところ、
あっさり通った。
何日待たされるかと思ったが、 Google AdSenseは翌日、 Amazonアソシエイト はなんと当日中に連絡が来た。
フタを開けてみれば、そんなに高い壁ではなかったことがよく分かった。
なんだよ、もっと小刻みに申請してりゃ良かったわ!
初めての収益


そして、数日経過したところ、初めて誰かがAdSense広告をクリックしてくれたようだ。ありがとう!
93円wwwジュース買えないwww
と思うかもしれないが、思い出してほしい。
これは、不労所得だ。
必死こいて働いて得た給与とは性質が違うのだ。
その道の一歩を踏み出せたことがとても嬉しいし、読んでくれているみんなには感謝を伝えたい。ありがとう。
最後に


全然ITスキルもないし、週末に1~2記事書いていたレベルの俺でもついに収益化に漕ぎ付けることができた。
もちろん、まだまだ始まったばかりなので、「稼いでいる」なんてレベルには程遠いが、大人になってからあまり感じることのなくなったドキドキを久しぶりに感じている。
もし俺みたいに自分が今している仕事に疲れちゃって、ブログで生活を変えていこうと思っている人がいるなら、まずはとりあえずやってみてしまえば良いと思う。
まず、こんなしょぼいブログでも審査に通っているということで、ちょっとやってみようって気になるっしょ。
あと、「言う」のと「やる」のって全てが違うし、始めなければいつまで経っても近付くことはないので、考えるよりも1日でも早く始めた方が良いと思う。
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