植物は心に安らぎを与える。
最近はオフィス街でも積極的に緑を取り入れるビルが増えてきた。
一方でプライベートでは都心ではマンションやアパートに住んでいる人が多く、戸建ても土地に対して建物がギリギリまで建っていたりして、庭がない人が多い。
また、仕事が多忙だったり労働時間も不規則だったりして、定期的なサイクルで植物の面倒を見れない人も多い。
そのような環境下で植物を育てるのは難しいので、自宅で植物を育てることを諦めてしまいがちだ。
筆者も庭がなく、長時間労働でさらに不規則な環境ではあるが、やはりそれでも植物を育てたいと常に思っていた。
かつては育てやすいと言われるサボテンやエアプランツを育てたことがある。
ただ、見た目が変わらなくて面白くなかったことと、案外いうほど簡単でもなかったというところで、ことごとく枯らしてしまった。
やはり筆者が植物を栽培するのは難しいのかと思っていたが、最近家庭菜園を簡単に実現してくれる素晴らしいガジェットに出会ったので、紹介したいと思う。
用意するもの
まずは下記の3点を用意しよう。
・LUCHE(ルーチェ)
・スマートプラグ
・植物(グリーントイがオススメ)
ルーチェは室内で太陽光の代わりになる光を当てるライトで、スマートプラグはルーチェのオンオフを自動で行うために必要だ。
また、植物についてはグリーントイ(使用済みのペットボトルの頭に挿して給水するだけで育てられるアイテム)で栽培するのが一番ラクなのでオススメだ。
設置してみよう
グリーントイを使うのであれば、まずはこのペットボトルで栽培したいなと思えるような見た目のカワイイペットボトルを探し、中身を飲んで空にして洗浄しよう。
ちなみに筆者は近所のスーパーで吟味した結果、サントリー胡麻麦茶のペットボトルを使用することにした。
続いて、グリーントイの準備だ。
タネを撒いて、覆土し、サンドを湿らせる。
この工程も植物ごとに異なるので、注意書きをよく読んで正しく実施しよう。
ルーチェを組み立て、植物を設置したら完成だ。
どうだろう、ルーチェってインテリアとしても素敵すぎない?
やはりパッと見はグリーントイってちょっとダサいけど、水やりが自動化できるという点ではかなり優位性があると思う。
植物というか新しいもの全般あるあるだが、買ってきた日はウキウキで手間暇かけるけれど、あっという間に飽きて放置になるので、少しでも手間がかからないものを選ぶことがオススメだ。
ここまでの工程で、
・室内でも日照と同等の光が得られる状態
・水やり自動化
を作り上げることができた。
コレだけでも十分に家庭菜園・観葉植物を楽しむことができる。
ただ、強いていえばルーチェを毎日付けたり消したりするのすらも面倒だ。
できれば全部自動にしたい。
そこで、スマートプラグを使おう。
スマートプラグにピンとこない人も未だに多いかもしれないが、簡単にいうとリモート操作でオンオフがコントロールできるプラグのことだ。
電源ケーブルをコンセントに挿すときにスマートプラグを経由して差し込み、アプリでタイマーを設定しよう。
アプリはスマートプラグごとに異なるので、購入したスマートプラグの説明書をよく確認して欲しい。
筆者が買ったものだと、Smart Lifeというアプリでリモート操作が行える。
こちらで、筆者はスイッチのオン・オフ、すなわち日照時間を17:00-00:00の間で設定している。
コレで時間が来ればパチンと自動でルーチェがついたり消えたりするのだ。
ちなみに植物には申し訳ないが、日中にランプが点灯していてもあまりインテリア的には意味がないので、植物を育てるついでにオシャレな常夜灯(常夜ではないけど)のようなものとして機能してもらっている。
この作業により、
・自動でルーチェのオンオフができる
という状態になった。つまりこれで、
水やりも日照も自動化した
状態になった。
まあ肥料投入・水替え工程(週に1度)はスマートではないけど、ほぼほぼスマート。
コレで立派なスマート家庭菜園の完成だ!
まとめ
低コストで始められて、ほとんど手間のかからない家庭菜園であるため、飽きてしまっても継続可能性が高い。
たったコレだけの商品をポチッとするだけで気軽に始められるので、家庭菜園や観葉植物の栽培に憧れていたけれど躊躇していた人や、過去にやってみたけれども枯らしてしまったりして失敗した人は再チャレンジしてみてはいかがだろうか。
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