ボーカロイドってなに?
VOCAOID(ボーカロイド)という言葉を耳にして早10年以上経つが、一向に理解できない・・・という人も多いのではないか。
ここ数年はカラオケに行って履歴を見たらブワーっとボカロ曲が並んでいたりすることも珍しくない。
「初音ミク」というワードだけで後ずさりする人も多かったが、最近は世間が追いついてきたようで、一般人の指示もそれなりに得ている。
それでも、ずっと触れずにいた人からしてみたら「気持ち悪いなあ」とか、「オタクの音楽だろ?」なんて思うのかもしれないけど、そういう奴にマジで言えることは2つ。
「クソもったいない」
ということ。
そしてもう1つは、
「でも米津玄師は聴いてるじゃん(笑)」
ということ。
ボカロ以前はアマチュアで良い曲を作れるけど歌えないって人の発信する手段がなかったけど、ボカロの出現によって、そういう人たちがボカロに歌わせてニコニコ動画等を通じて世に送り出せるようになった訳だ。
かの米津玄師もボカロを使った作品を作っていて、当時から大ヒットを起こしている。
マトリョシカ / ハチ(米津玄師)
むちゃくちゃカッコイイよな。
こんな感じで沢山の良質なコンテンツが生まれ、現在ではプロの楽曲と並んだり、それを凌駕する勢いで聞かれているという状況だ。
最近ではカラオケランキングで独走しているこの曲も有名だ。
バルーン / シャルル
ボカロキモいとか言ってる場合じゃないっすよ、遅れてるだけっすよ。
しかも遅れの程度も数年ってレベルじゃないっすよ(笑)
初めての人にオススメの曲は?
とは言え、ボカロ聞いてみようと思ってもどれを聞いて良いのかわからないといったところだろう。
そして直近流行っている曲を何曲か何となく聞いてみて、
「なんだそんな良いものじゃないじゃん」
ってなる人も少なくないだろう。
そこで、過去に流行った中でオススメの曲をいくつか紹介しておこうと思う。
右肩の蝶 / のりP
ダンシング☆サムライ / かにみそP
これは「がくっぽいど」というGacktの歌声を元に入力された音声のものだ。このように初音ミク以外にもいくつかの音源が存在している。
magnet / minato
炉心融解 / iroha
ハッピーシンセサイザ / EasyPop
ココロ / トラボルタ
いかがだろうか。
こんな感じで良曲が沢山存在しており、プロの楽曲に何ら劣らない水準であり、カラオケでもみんなに愛される理由がわかっただろうか。
歌い手という存在
ボカロに付随して歌い手という存在がいる。
ニコニコ動画やYOUTUBEでは、よく「歌ってみた」という動画がある。
これを投稿する人たちが「歌い手」である。
要するに、素人が何らかの楽曲を歌ってみたというだけなのだが、ボカロとの親和性は非常に高い。
ボカロは合成音声であり、現状の水準だとやや耳障りな点もあるため、どうしても人間の歌に劣る部分が少なくない。
逆にボカロが味を出している楽曲もあるのだが、全てがそうではない。
一方で、歌い手も素人であるから玉石混交で、どちらかというと下手な人が多いが、中には優れた歌唱力を持った人もいる。
その中で、優れたボカロ曲を歌唱力のある歌い手が歌うことで、よりクオリティの高い作品が出来上がるのだ。
Just Be Friends / ふぁねる Gero
ルカルカ★ナイトフィーバー / 実谷なな
いかがだろうか。
めっちゃ良くない?
こんな感じで音楽業界もIT技術と融合してどんどん進化しているので、俺らも置いていかれないようにチェックしていかないとな。
コメント