
音楽知識・経験は全くナシ!
ただHiphopが好きなだけ!
それでもビートメイクしたい筆者が何年もかけてゼロからレベルアップしていくための企画だよ!
筆者はこれまではMPC ONEを使ってビートメイクの真似事をしていた。
と言っても、4〜8小節くらいという超短いループを作っては飽きていた。
だって、なんかうまくいかないんだもん。。。
原因は、良いサンプルが見つからない、展開が作れない、ドラムをうまく打ち込めない、音楽理論もよくわからない・・・って全部??
昔からhiphopばっかり聞いていたので、なんとなくビートメイクもラップも出来るんじゃないかなと思っていたが、そんなに甘くはなかった。
少しばかりフィンガードラマーのshogun beatz先生に弟子入りしてzoom講義でフィンガードラム体験をしているうちに思ったのが、全く音楽知識が無いってこと。
これじゃあ何も作れないよねっていうのを知り、少しずつ音楽やDTMの基礎を学びつつあるところだ。
最近Macbook Pro M1 Maxをゲットしたので、これを機にPCを使ってDTMをやってみようと思うに至った。今回の作曲環境は以下の通り。
作曲環境
PC:Macbook Pro 2021 M1 Max
DAW:Logic Pro
機材:AKAI MPK mini
やはりサンプリングをベースにビートメイクをしたい。
理由は、音楽理論を学んで自分で打ち込んで・・・というのも良いけれど、自分が好きなビートはどれもサンプリングがベースだから。
このビートめっちゃいいな・・・この曲のここから持ってきたのか、マジか!というのが面白い。
なので、サンプリングした音源をベースに以下のようなビートを作成してみた。
音ガタガタやん!というご指摘はとりあえず置いておかせて欲しい。
このビートを掘り下げるよりも、当面は色々なサンプルを使って気持ちの良いループを作り、コレだ!というサンプルが見つかったら精緻化してゆきたいと考えている。
なお、このビートはプラグインや別途サービスを利用してメチャクチャ省力化して作成している。
プラグインというのはDTMソフトに組み込めるアプリのことである。目的に応じて適切なプラグインを導入することで短時間で望ましい編集を行うことができる。
以下に利用したプラグインの簡単な説明と、購入ページのリンクボタンを用意したので、気になったら確認してみてほしい。
購入ページはSerumを除いて全てPlugin boutiqueというプラグインのマーケットプレイスのリンクだが、筆者はプラグインの購入はなるべくここに集約している。
と言うのも、いくつもプラグインを購入しているうちに買ったことを忘れてしまうモノも出てくる。このサイトに集約しておくことでログインすれば自分が持っているプラグインを横断的に管理できるので、非常に便利だ。
なお、SerumについてはPlugin boutiqueのラインナップにないため、公式サイトのリンクを貼った。
サンプリング
サンプリングを行う上では、本来ならレコードをサンプラーに繋いで・・・というお作法が初心者が行うべき修行なのかもしれないが、筆者の部屋は狭くて機材をそんなに置けないし、そもそもアナログは面倒なのでデジタル音源をサンプラープラグインに取り込んで一発で完了という方法を取っている。
利用したのは”Serato Sample“だ。

このプラグインを開いてmp3データなどをドラッグ&ドロップするだけで波形が表示される。自分で気に入っている部分をチョップしても良いし、自動でチョップして適当に鳴らしながら良いところを拾っても良い。
キーの変更も自由自在なので、流しながら適当に音程を変えて気持ち良いところを使えば良い。
エフェクト
サンプリング音源に対しては”RC-20 Retro Color“というAudio FXをかけている。

著名なビートメイカーのYouTube動画などを見るとしばしば使われているプラグインで、例えばvinylのエフェクトをかけるとレコード音源っぽいヨレた音になるので、雰囲気作りに強力に貢献する。
エフェクトの種類も色々あるので、切り替えながらコレかなぁというエフェクトを選択すると良いだろう。
ドラム
ドラムパターンはフィンガードラムレッスンで学んだものの、結局全然力不足で入力が難しいのでプラグインのパターンをそのままコピペしている。
利用したのは”Addictive Drums2“だ。

このプラグインも定番だが、音源全部入りは高価である。筆者はCustom XL Collectionという気に入った音源をいくつかセレクトして購入するパックを購入した。
なお、サンプリングした音ネタのループ同士の接続が悪いところはオープンハイハットを足してなんとなく繋がるように変更している。
ベース
ベースはシンセサイザープラグインである”Serum“の808のプリセットを利用した。

これもまた超定番のソフトシンセで、DTMのYouTube動画を見ると大体これはマストですねというような解説がなされている。
Serumで自分で音作りをするのは難しいので、誰かが作ったプリセットを幾つも鳴らしてセレクトして利用するのが良いだろう。
なお、今回使用したプリセットは後述するSpliceで購入したものである。
スクラッチ
前奏からループに入るまでのところの接続が悪いのでスクラッチを足した。
これは”Splice“というサブスクで著作権フリー音源を購入できるサイトで購入した。

サブスクで毎月カネがかかるのは嫌だなあと思うところもあるが、一般的には自前で音源を用意するのは難しいので、素直にこのサービスを利用してしまった方が早い。
いくつかのプランがあるが、ゴリゴリ作曲している人でもなければ、そういえば最近使ってないなあと思うとクレジットが大量に余っていたりするので最初はミニマムのプランで良いだろう。
なお、上掲ボタンのリンクから登録するとオマケのcreditsがもらえるので、リファラルで登録した方が得する。
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