ファイナンシャル・プランニング技能検定3級は超簡単!二週間で合格する方法

目次

合格体験記

受験時のステータス

まずは筆者がどのような前提でどのように合格に至ったかを紹介する。

合格体験記

受験時の年齢:20代前半
勉強期間:1〜2週間程度
勉強時間:10時間前後
学習方法:参考書
前提知識:大学で基礎理論の単位を取ったくらい

受験の動機

筆者は大学時代にマーケティング論を中心に学習していたが、ゼミ面接で落選して金融論のゼミに所属していた。

ただ、やりたかった事と違うことをやらされていることに対する不満と、当時金融論にそこまで興味がなかったので数ヶ月であっさりと辞めてしまった。

とは言え、その数ヶ月を踏まえて少しは金融業界に対する理解も進み、証券会社に入社する可能性があった(実際、この後に新卒採用で証券会社に就職することになる)。

ただ、ゼミを辞めてしまう程度の興味しかなかったので、耐性を確認する目的と、就活向けに履歴書の資格欄の穴を埋める目的で金融リテールの入門資格であるファイナンシャル・プランニング技能検定3級を受験することにした。

ファイナンシャル・プランニング技能検定とは?

どんな試験?

FP技能士資格は下記のような資格制度である。

顧客の資産に応じた貯蓄・投資等のプランの立案・相談(ファイナンシャル・プランニング)の技能を認定する資格であり、名称独占資格である。試験は1級、2級、3級の区別があり実務経験や関連する資格の取得に応じて受検できる。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイナンシャル・プランニング技能士

いわゆるファイナンシャルプランナーと呼ばれるような人たちが受験する資格であり、国家資格であるが、独占業務はない。つまり、FP技能士以外がFP技能士の業務を行っても何ら問題はないということだ。一方で、名称独占資格であるため、試験合格者しか「FP技能士」を名乗ることはできない。

なお、試験は午前の学科試験、午後の実技試験に分かれており、それぞれ6割得点で合格である。学科試験は◯×形式なので、確率論的に5割は得点できてしまうので、実力であと1割引き上げれば良いレベルと、全然勉強したことも無い人にも優しい設計になっている。

どんな人が受けるの?

受験者数データしか公表されていないので内訳はわからないが、資格試験受験者数でトップ10に入るほどの人気資格で、年間15万人が受験していることからもファイナンシャルプランナーとしての活動を行なっていない人もたくさん受験していることが想定される。

ちなみに、実務的な流れとしては証券会社リテール職に就職後、入社して1年内にAFP(2級FP技能士)合格が課された。特に難しい試験ではないので達成できない同期はいなかったが、地域総合職のおばちゃんは大変苦戦してずっと合格できないでいた。

AFPについては制度が少し複雑になっているので、下記リンクを参照してほしい。

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合格率

受験回によって異なるが、60%〜80%と非常に高い合格率である。

母集団のレベルも非常に低く、前述の通り少なくとも学科試験は確率論的に合格してしまう試験である。

案外取得するメリットは大きい

何が一番のメリットかというと、超簡単に取れるけど、国家資格であり、履歴書に書けるという点である。

俺の体感だと10時間〜20時間もあれば十分に合格できる印象だ。暇な大学生やフリーターなら、数日もあれば合格できるだろう。忙しい社会人でも、2週間もあれば十分に準備できるはずだ。

これで国家資格保有者という地位が手に入るなら悪くないだろう。

評価は高くないものの、履歴書に書くには十分な資格だ。

超簡単なので勉強するにあたっては市販の参考書を利用すれば十分だ。

俺は高田馬場のドトールで下掲の本を使ってさらっと勉強して合格した記憶がある。

また、この資格は履歴書に書けるのはもちろん、資格取得の勉強を通じて得られる生活に役立つ有用な知識もかなりある。

試験科目は下記の6分野である。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理 
  • 金融資産運 
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

これらの6分野は、学校で教えてくれない一方で、自分の人生の中でライフステージが進む中で、どれも検討が必要になる分野である。

ここで勉強しておくことで考えるためのリテラシーを得ることができるし、身内で問題が起きた時に対応できるようになる。

もちろん3級レベルの勉強では漠然と知るレベルにしか至らないが、それでも何も知らない人よりは全然マシだし、2級以降の勉強のベースとなる。

合格とその後

資格で道を切り開く

筆者の場合は3級取得後、新卒で証券会社に入社し、リテール業務に従事した。そして入社年に2級に合格、AFP登録を行い、CFPの課目をいくつか取得した。

顧客へのコンサルという意味でも、自分の生活における個人金融の検討でも非常に役に立った。

2年ほど働いたところで証券会社を退社し、公認会計士になり、その後に1級とCFPも取得した。

筆者のキャリアの主軸は公認会計士であるが、FP資格はその傍らで取り進めることができるコンパクトで有用な資格であった。今後税理士として独立した場合はまさにFPとしての業務を行うことにもなるであろうし、汎用性が高い資格だと感じている。

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