低コストで子供のやる気をグッと引き出す方法!

後輩

オレもこどもの頃はぜんっぜん勉強しなかったっスね。
まあ、今もしないっスけど!

この記事の目的

子供が狙い通りに頑張ってくれないときに、子供のやる気を劇的に高める方法を紹介する。

目次

子供が言うことを聞かないのはあたりまえ

はやく勉強の時間おわらないかなー

親ならば子供に対して、できれば早いうちから能力を高めて人生を有利に進めてほしいと願うものだろう。ところが、

子供に「お勉強しようね!」とか、「習い事がんばろうね!」とか言ったところで、大方の子供は全然真剣に取り組んでくれない。

そりゃそうだ。

例えば子供は自分が「あ」なんて字が書けるかどうかとか、プールで上手に泳げるかどうかとかなんて、興味がないし価値を感じることもできない。

子供にとってはそんなことより、この後「アンパンマン」とか「クレヨンしんちゃん」を観れるかどうかとか、習い事の帰りにスーパーで1つだけお菓子を買ってもらえるかどうかのほうがよっぽど大切なのだ。

自分の幼少期を思い返してみてほしい。

大半の人は目的意識なんてなく、その場その場で楽しいことをして適当に過ごしていたはずだ。そう、

子供は楽しいことにしか興味を向けられないのだ。

あきらめてはいけない

優しく教えてあげるつもりが、もうカンカン!

最初は色々興味を持たせようとこっちも必死になるが、子供が全然興味を持たないと段々苦しくなってくるものだ。

勉強や習い事をさせるためには時間・金銭的なコストも伴う。

自分が色々と我慢した上で子供にさせてあげている勉強・スポーツを子供が真剣にやってくれないことで怒りやストレスが抑えきれなくなってくる。

「じゃあもういい!」とか、「もうやめなさい!」とか

吐き捨ててキレてしまうことも何度もあるだろう。

もうよくないし、どうにかして続けてほしいのに。

実際、街中でもそんなお母さんをよく見かける。

そして激怒した結果、子供はその場で謝って次からは頑張ると約束する。

「だったら良いよ」と許してあげるが、悲しいことに大体の場合は

次回も同様に頑張ってくれない

のだ。

あの怒りはなんだったのか。あの反省はなんだったのか。

あのとき泣いて謝らせて、指導する側としても嫌な思いしたのに、もう忘れたのかと。

こんなことを続けているうちに怒りすら湧き上がらなくなり、疲れてしまって、自分が厳しすぎたのかもとか、この子は他の子より遅いけど自然が一番とか、何かと理由を探して

習い事などのさまざまな学習機会を諦めてしまう。

しかし、それは非常にもったいない。

やはり成長する過程においても、大人になったときにおいても、能力が高い人は圧倒的に有利だ。

親としては子供に「得意なこと」や「好きなこと」を用意してあげることが、子供の人生を豊かに変えるプレゼントになる。

だから、子供のためにも諦めずに取り組みを応援することを続けてあげよう。

では、どうやって?

子供は楽しいことにしか興味を向けない。

だとすれば、

子供がやっていることを楽しいことに変換すれば良い

のである。

子供のやる気を引き出そう!

ボクもねぇ、楽しきゃやるんですよ。楽しきゃ、ね。

できないことをできるようにするための活動は、大体が地味で退屈な作業の繰り返しだ。

例えばひらがなが書けるようになるためには何度も書いてみる必要がある。

このつまらない作業を楽しくするためにはどうしたら良いか。

子供が楽しく物事に取り組むための方法
  1. 楽しい学び方を提供する
  2. インセンティブを与える

この2つが効果的だ。

どういうことかについてはこの後で詳しく説明する。

楽しい学び方を提供する

なにかをインプットするにあたっては、五感のうち1つでも使う感覚を増やすことで、学ぶことで学習の効果・効率が上がり、さらに楽しいという感覚も増加する。

その点、座学系の勉強については、「音声」、「映像」、「タッチパネル」が搭載されている

デジタルデバイスの活用が有効だ。

筆者が特に効果が高いと思ったものについて紹介しよう。

チャレンジスタートナビ

チャレンジ スタートナビ

「こどもちゃれんじ」の入会により手にすることができるアイテムであるが、これが本当にスゴイ。

何がスゴイかと言うと、

  • コンパクトで持ち運びに便利、子供の手のサイズにちょうど良い
  • 学習内容も良い
  • 音声のオン・オフもできるので病院や電車でも使える
  • 電池がかなりもつ
  • 子供が興味を持ち続けるので、騒いだ時に渡したら黙る

ベネッセの営業マンじゃないけど、超オススメ。

また、「チャレンジ1ねんせい」とあるが、3歳くらいから十分にオモチャになるし、学習効果も高い

渡しておけばずっとやっているので、自然とひらがなが書けるようになったり、たしざんができるようになったりする

最近よくあるタブレットの学習装置に比べても優位な点が多く、特にコンパクトさと電池のもちの点では圧倒的に有用だ。

ベネッセ こどもちゃれんじ 資料請求プロモーション

とはいえ「まだ子供が小さくて1年生向けの講座受けるのもなぁ・・・」って人も少なくないだろう。

大丈夫、講座を申し込む以外にもこれをゲットする方法があるのだ。

メルカリの「スタートナビ」の検索結果

スタートナビはメルカリで大体2,000円〜くらいで出品されている。古い型であれば、更に安い金額で手にすることができる。

ここで気をつけなくてはならないことは、コンテンツ「開示済み」かどうかという点だ。

このアイテムには様々な学習コンテンツが収録されているが、通信講座のテキストと連動しており、テキストが進むと徐々にコンテンツが増える仕様になっている。

全てのコンテンツを開示するためには毎月テキストのQRコードを読み取らなくてはならないため、メルカリで買う際には「全てのコンテンツ開示済みです」のような記載があるものを選んで購入するようにすると良いだろう。

インセンティブを与える

ッシャア!試合勝ったからSwitch買ってもらお!

子供をインセンティブで動かすのはなんとなく抵抗を感じる人もいるかもしれない。

ただ、よく考えて見てほしい。

結果を出したらもらえる

という至極真っ当な社会のルールと家庭のルールを整合させることは、スムーズに社会に適応できるようにする上でも重要である。

だいたい、大人である我々は何故仕事をするのだろうか。

我々は、「給料が貰えるから」働く

のである。もちろん仕事にはやりがいもあるし、仕事を通じた成長もある。

カネだけじゃない。

ただ、給料が貰えないのであれば、我々は明日から会社に行かないだろう。

大人ですらインセンティブで動くのであるから、複雑な価値観を持ち合わせていない子供はことさら意思決定にインセンティブが影響する。

故に、子供に

理由なく「おもちゃ」や「お菓子」を買ってあげたり、ゲームセンターで「ゲーム」をやらせてあげているならば、すぐに止めた方が良い

だろう。

なぜならば、それらの

楽しいことがインセンティブにならなくなる

からだ。もらえて当然、もらえないと不満というスタンスになり、頑張らなくなってしまう

前述のとおり、大人の給与制度と同じように、

何かができたから対価がもらえる

という社会の仕組みを基本にした方が良いだろう。

当てくじ・シールコレクション

インセンティブとして百円玉を渡したり、指定のおもちゃを購入してあげるのも良いと思うが、筆者のオススメのインセンティブを紹介しよう。

子供はやたらと「カプセルトイ」が好きだ。一般には「ガシャポン」、「ガチャポン」と呼ばれるものだ。

そして、我々大人もソシャゲ(ソーシャルゲーム)の「ガチャ」が大好きだ。

あの、なにが出るかわからず、あたりが出たら大興奮というシステムがたまらない

これがインセンティブとしてかなり強力に機能する。

ただし、子供の場合は目の前に物体がない限りは関心が続かないので、家に用意したいところだが、カプセルトイの販売機を自宅に用意するというのは難しい

そこでオススメなのは「当てくじ」と「シールコレクション」だ。

カプセルトイと同じコンセプトであるが、安価で用意できる。

「当てくじ」は低コストで買える。

縁日のように、箱に紙のくじがいっぱい入っていて、めくって出た数字に対応する景品がもらえる。

景品がたくさんぶら下がった当てくじを壁に貼っておくだけでも子供にとってはワクワクしてたまらないし、くじを引きたい強い衝動に駆られる。

「シールコレクション」も低コストで買える。

束になった中の見えない袋の中から1つ選び引き抜くと、中にシールが入っている。運がよければ「あたり」と記載された紙が入っており、その場合はもう一度引けるというなんとも楽しい仕組みになっている。

この仕組みも子供のくじを引きたい衝動を強く駆り立てる。

何かと「くじやりたい!」となるので、都度「じゃあ、アレが出来たらね!」という感じで課題を与えて行けば、強いモチベーションを持って取り組み、目標達成してくれるであろう。

まとめ

叱ったり諭したりしなくても、こういうちょっとした工夫で子供はモチベーションを持って動いてくれるものだ。

世界人口の増加、情報技術の発達、国内産業成長率悪化なんかで我々の将来の不確実性は以前よりもどんどん増して行っている。

「我々の老後でさえ不安なのに、子供の将来ってどうなってるのだろう?」と考えると、子供にはしっかり能力を高めてもらって、少しでも幸せな人生を送ってもらいたいものだ。

この記事が、少しでもその手助けになればと願っている。

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