宅建は簡単!独学・1ヶ月・100時間で合格する方法

この記事の目的

大人気資格である「宅地建物取引士」を、独学・1ヶ月・100時間で合格するための方法をシェアすること

合格に必要なもの
  • 受験料:7,000円
  • 参考書代:7,700円
  • 100時間分の勉強時間:1ヶ月なら1日3時間強の勉強
山田さん

宅建士って難関試験だって聞いてますけど、本当に簡単に取れるんですか?

パイセン

短期合格するための正しい勉強法でしっかり学習すれば全然イケるよ!

誰もが一度は聞いたことがあろう「宅建」。

聞いたことはあるものの、何をする人なのかまでは知らない人も多いだろう。

正式名称は宅地建物取引士で、簡単に言えば「不動産取引の専門家」の国家資格だ。最近は「宅建士」と呼ぶ人も増えてきた。

この「宅建」、毎年21万人が受験する大人気資格である。全ての国家資格の受験者数で第3位の人気を誇る。

これだけ人気なのはもちろんメリットがあるからだ。

取っておけば一生そのメリットを享受できる

一部では難関資格と呼ばれるこの資格を、独学・1ヶ月・100時間で合格するためのメソッドをシェアしようと思う。

目次

合格体験記

まずは筆者がどのような前提でどのように合格に至ったかを紹介する。

受験時のステータス

受験時の年齢:18歳
勉強期間:1ヶ月前後
勉強時間:100時間前後
学習方法:独学(参考書購入)
前提知識:なし
受験年度:平成17年度

受験の動機は、友人が受験すると言っていたので一緒に受験したというところ。法学部ではなかったので法律知識はゼロだし、不動産知識ももちろんゼロ。何も知らないところからのスタートだった。

初めての資格試験だったということもあり、手応えはそこそこあったものの、答案が回収されて行く中で前の席のおじいちゃんのマークの位置の具合が全然違ったので「ああ俺落ちたのかもな・・・」と思ったが、余裕で受かっていた。

おじいちゃん・・・ドンマイ!

とにかく、無知識の18歳でも独学・1ヶ月・100時間で宅建に合格できたということだ!

合格までのトータルコスト

筆者が使用した教材の現在の再調達コストで考えると下記の通り。

  • どこでも宅建士 とらの巻 2,420円
  • 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 1 権利関係 1,650円
  • 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 2 宅建業法 1,650円
  • 出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 3 法令上の制限・税・その他 1,980円
  • 受験料 7,000円

参考書だけで7,700円、受験料を含めても14,700円だ。

コレだけ低コストでもバッチリ合格できる

宅建(宅地建物取引士)とは?

どんな試験?

都道府県知事からの委任により一般財団法人不動産適正取引推進機構が実施する試験だ。主に民法、借地借家法、宅地建物取引行法などを中心とした法令に関する知識を問われ、問題数は50問。回答方式はマークシートの4肢択一式。毎年10月の第3日曜日に実施される(年1回実施)。

簡単に言うと、

不動産取引の専門家として国からお墨付きをもらうための試験だ。

勉強内容としては不動産関係の法律の勉強をする。

俺が受けた当時は「宅地建物取引主任者」という名称であったが、2015年より「宅地建物取引士」に名称が変更された。

「主任者」より「士」の方がカッコいいもんな、弁護「士」みたいな感じで。

ちなみに受験資格はないので、誰でも受験することが可能だ。

どんな人が受けるの?

もちろん不動産業を目指す人・不動産業に従事している人がメインの受験者層である。

一方で、宅建は法律系資格の登竜門として位置付けられており、行政書士や司法書士等の更に難易度の高い法律系試験を目指している人がまずは宅建を受けるというパターンも多い。

また、法律系資格の受験者に限らず、ビジネス系の資格試験の一角として取得する人も多い。例えば簿記、ファイナンシャル・プランニング技能士、中小企業診断士等と併せてダブルライセンストリプルライセンスと重ねて取得したりする。

合格率は?

合格率は概ね15%前後である。

合格率の推移は下記サイトを参照されたい。ざっくり言うと、合格率は毎年ほぼ一定とするように合格点を決めているということだ。つまり、何点取るかが問題なのではなく、上位15%に入るかどうかが問題となるのだ。

難易度は?

サーチエンジンで検索すると、宅建は簡単という記事も沢山目にするが、一方で、宅建が簡単というのは嘘という記事もしばしば目にする。

どうしてこれだけ意見にバラツキがあるのだろうか。

これは、宅建の受験資格がない上に、それ程勉強量が多くないため、幅広い層が受験するからだと考えられる。

つまり勉強に慣れている人も、人生でほとんど勉強してこなかったような人も受験するので、印象がバラバラなのだ。

定量的な勉強量としては、もし宅建も士業と呼ぶならば士業の試験の中では最も少ないレベルである。

つまり、相対的に簡単な試験であるのだ。

勉強時間は?

ちなみに「宅建 勉強時間」でググると、概ね200時間から300時間くらいの勉強時間が示されていることが多く、一般的な感覚はこれくらいだと推察される。

合格に必要な時間は、やり方次第である。

テキストを頭から順にしっかり理解しながら読んでいたらそれくらいの時間が必要になるかもしれないが、そういった学習法は以下の理由により全くオススメしない

・学習に強弱がなく、知識が効率的に点数につながらないため
・学習量が膨大になり、忘却量も増えるため
・非効率のため不合格となる確率が高まるため

なお、効率的に合格するための正しい学習方法は後述する。

独占業務とは?

資格と言っても、国家資格と民間資格があり、宅建は国家資格。

国家資格にも名称独占資格と業務独占資格がある。

宅建は、宅建業法に定める

・重要事項の説明(いわゆる重説)と記名押印
・37条書面(契約書)への記名押印

について「独占業務」である。

簡単に言えば、契約の大切なところは宅建を持ってる人しか関与できないということだ。

また、事務所には5人に1人は宅建を持っていないといけないルールがある。

要は、不動産の取引って権利関係とか複雑で結構難しいから、契約する時に色々気をつけないといけないポイントがあるワケだ。

適当に採用した営業マンに仕事させておいたら、後になって気づかなかったポイントがたくさん出てきて大事故になって「ふざけんなオイ!」となるリスクがあるから、一定の割合で専門家を雇わないといけない。

そして、その難しい説明をするのは専門家だけしかできないということだ。

取得のメリットは?

前述のように不動産会社には必置義務があるので、従業員であれば取得が必須とされたり、取得により給与が加算されたりする。また、法律系資格やビジネス系資格の勉強の基礎的なステップにもなる。

更に、その他のメリットとしては以下のようなものがある。

・世間的に難関資格と捉える人もおり、評価が高まることがある
・学歴を補完・補強するものとして、信頼に繋がる場合がある

宅建の試験合格は一生有効であるので、「ライセンス保有者としての地位」や「他人からの見た目」というメリットは半永久的に続く。

特に学歴や経歴に自信がない人には別にライセンスを持つということはメリットが大きい今後の人生の「お守り」が1ヶ月程度で手に入ると考えれば、特に今取り組んでいることでもなければ取得しておく事は非常に有意義だ。

どうやって勉強するか

法律を全く知らなくてもOK

筆者が宅建の勉強したのは18歳の頃だった。

学部も法学部でもないから、

「民法って何だ?」

「世の中には他には何法があるんだ・・・?」

という状態からのスタートであった。

特に恥ずかしかったのは、根抵当権をコンテイトウケンと恥ずかしげもなく発言していたことだ。

友人に勧められて一緒に受験することになったが、特に何もせず気づけばもう9月になっていた。

これは法律とは何ぞやとか考えていたら絶対に間に合わない。

出来るだけ薄いテキスト、薄いテキスト・・・と思っていたら嬉しい厚みのテキストを発見した。

これは初学者でも飽きることなく読み進めることが出来た。

細かいことを覚えている余裕はないので、数字の暗記を諦めるどころか、全然わからないまま1周流し読み。

こんなんで大丈夫なのかよ!と思うかもしれないが、これで大丈夫だ。

最初にテキストを使って行うべき大切なことは「全体像を把握する」ということだから。

過去問演習がカギ

勉強をする上でのコツとして最も大切なことは、テキストを理解してから問題を解くのではなく

全然わからなくても過去問を何度も何度も解いた方が俄然得点力になる

ということだ。

勉強が苦手な人は本当にコレがわかっていない

例えば野球をやったことがない人が、ボールをバットに当てるために延々とテキストを読みまくらないだろ。

基本を学んだらあとはバットを振りまくるわけだ。

それと同じ。

試験で問われる内容は得てして特定の状況下での判断だったり、幾つかの論点を組み合わせた判断だったりである。

だから、何度テキストを頭から延々と読んでも全然チカラにならないのだ。

だからテキスト学習は全体像を掴むところまでにしておいて、その後はひたすら過去問に徹するべきだ。

ちなみに、筆者が使った過去問はコレ。

これをまずは1周。

もちろん1周目は全くわからないはずなので、

問題を読んだ後すぐに解答を見る

そして、

どういうロジックなのかを理解して、テキストに戻ってメモしたりして、より深く理解するという作業を繰り返す。

ここが大切なので最も時間を割いて欲しい。

そこが点数が伸びるかどうかのポイントだ。

2周目はそれなりに覚えているので、論理的に解答を導けた問題はマルとし、それ以外は全てバツとして正答出来ない問題をあぶり出す。

3周目はバツだった部分のみを見直し。

出来ればその後に予想問題をやるべきだが、俺はそれでもうタイムリミットで試験当日を迎えてしまった。

合格とその後

当時は宅建「主任者」だった

筆者は結局期間にして1ヶ月程度、100時間前後の勉強で宅建に合格した。

ヒマな大学生だったから、授業・バイト・インターンの片手間で100時間捻出することはそれ程難儀でもなかった。

忙しめなサラリーマンでも土日に10時間ずつ勉強すれば1ヶ月で80時間捻出できるから、平日も組み合わせればそう難しい話ではないはずだ。

資格の使い道

筆者は新卒の頃の就活で不動産ディべロッパーも受けたのだが、最終的に他業種に行くことに決めたので現在に至るまで資格として使ったことはない。

ただ、大手ディベのインターン参加や内定を勝ち取ることもできたし、他業種でも評価されたので、人生のチャンスを増やすことには繋がったと思う。

更なる勉強のベース

難し過ぎず・簡単過ぎずな宅建は、初めて資格にチャレンジするという人にオススメだ。

勉強の仕方が身につくということと、一旦勉強をしておけば、その後不動産関連のニュースや記事を読んだ時にベースがあるのでピンと来る確率も高くなるし、正しく理解できるようになる。

自分の知識の幅が広がるので、今まで見えなかったものも見えるようになる。

また、筆者はこの後にもいくつか資格試験を受験したが、FPなどの他の資格でも宅建で学んだ内容が活きてきたりもする。

このように、直接不動産業に関わらない人であっても広く有用な効果をもたらす試験であるので、人生を変える第一歩として目指してみたらいかがだろうか。

↓FP試験など、その他の周辺資格についてはこちら

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 3回落ちる。今年は何とかして合格したい。
    使用する通信機器はパソコン、
    どのような内容で、いかほどですか

    • コメントありがとうございます。
      この記事では市販の参考書のみで合格するための方法を解説させていただきました。
      私と同じ方法で合格を目指されるようでしたら特に通信機器は不要でございます。
      ご意見・ご要望等ございましたらTwitterでご連絡いただければ幸いです。
      合格をお祈りしております。

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