オレが小さい頃、かあちゃんが毎週幼児教室に連れてってくれてたらしいっス。
そのお陰かはわからないけど、なんだかんだイイ学校入ってイイ会社入れて良かったなって思うっスね!
この記事の目的
幼児教育の必要性の説明と、具体的かつおすすめの方法を紹介する。
幼児教育は必要?
幼少期における教育水準は、家庭によってものすごい差がある。
義務教育と違って、全く勉強していない家庭もあれば、数年先んじた勉強までしている家庭もある。
幼児には、中高生が塾や予備校に行く中でお互いの学力を知り合ったり偏差値が提示されたりするような機会はないので、お互いに学力を知りうる機会は少ない。
他人の家庭の教育水準はブラックボックスなのである。
しかし、子供が4歳とか5歳とかそれなりの年齢になってくると、保育園の○○くんはお兄ちゃんがいるからもう掛け算まで覚えたらしいよとか、幼稚園の○○ちゃんは3歳でカタカナまで書けるようになってたらしいよとか、
「○歳で○○ができる」というわかりやすい指標で「差」が見えてくる。
特に幼稚園に通っている子は構造的に母親が専業主婦であることがほとんどで教育にあてる時間も多いので、あまり勉強してこなかった子が幼稚園に入園すると周囲のレベルの高さに圧倒されたりすることもあるだろう。
まわりの様子がわからないのでとりあえず何もしないでいて、フタを開けてみたら全然ウチの子はまわりの子に比べて全然できませんでした!というのはよくある話なのだ。
幼少期の学力の差なんて気にしなくて良いというような説もあるが、子供の脳の90%が6歳までに完成すると言われているという、そもそも幼児教育は大切だよねという話があるし、何よりも
小学校のイスに座った時には既に圧倒的な学力の差がついていて、圧倒的に下の方からスタートする子供にどれだけのモチベーションが湧くかどうかということを想像してみてほしい。
勉強もスポーツも、優位な状態から始めた方が楽しめることは間違いない。
学校も社会も同じ構造なので、そこを通過してきたあなたならよくわかると思うが、一般的に負ける人は負け続け、勝つ人は勝ち続けるものだ。
子供の競争が始まる前に、優位に競争に参加できる初期ステータスを作ってあげると良いだろう。
幼児教育はいつから?
幼児教育は必要性に気づいた時から直ちに始めることが良いだろう。例えば幼児教室は胎教から通っていたり、生後4,5か月から通い始めていたりする人もいるくらいで、早すぎるということはない。
また、書店によく並んでいる「○歳用」と細かく区切られた「さんすう」や「こくご」のドリルについても、その「○歳」に縛られる必要はない。
例えばさんすうが得意なのであれば、3歳とか4歳とかで小学生の算数をやっても何ら問題はない。
何歳でなにを学習しなければならいという制限はない。
例えばかけざんを学校の授業で習っていないのにかけざんで算出したので不正解とするような話を今でもたまに耳にするが、問題文でたしざんを指定していない場合は全く合理性のない不当な制限であるため、教師・教育環境が低品質であるというだけだ。
得意な分野をどんどん伸ばして、特定の科目だけでも圧倒的な学力を育ててあげれば、その後の人生は明るい。
大学受験まで考えた場合、私立大学の受験科目はたった3科目しかなく、1科目でも制覇してしまえばかなり安泰だ。
例えば幼少期から数学を得意にしておいて、東京大学をメインに据えて早稲田・慶應と必要に応じてそれ以下を滑り止めに受験すれば、早慶だけでもたくさん受験できるので、どこかしらで滑り止まるだろう。
どうやって幼児教育をするか
幼児教育の機会は大きく分けて2パターンある。
- 幼児教室
- 自宅学習
それぞれにメリット・デメリットがあるので両者を並行することが望ましいが、幼児教室は金銭的な負担が大きいので、経済的な事情で利用できない場合は自宅学習だけという選択もやむを得ないだろう。
自宅学習だけでも効果的・効率的に学習する方法はあるので後述する。
幼児教室
幼児教室といえば、「七田式」や「コペル」や「EQWEL(イクウェル・イクエル)」が有名どころだ。
授業も生徒もハイレベル
こういう教室と全く縁がない人は、一度体験だけでも行ってみてほしい。
大概の場合は、もっと早くから通わせておけばよかったと思うに違いない。
学習内容のレベルの高さと、既に通っている子の回答レベルの高さに圧倒されるだろう。
幼児教室は月謝が高い
ただ、幼児教室に通わせてあげるためには毎月高額の負担が必要となる。
上記の教室はどれも週1回の授業で、2万円くらいの月謝がかかる。
幼少期の高度教育は重要であり、後からは買えないため、金銭的に余裕があれば行っておきたいし、余裕がなくても切り詰めて通わせてあげたいところではあるが、困窮してどうにも首がまわらない家庭は断念せざるを得ないだろう。
レベルの高い家庭の教育水準がわかる
これだけ教育にお金をかける家庭は、やはり教育に対する意識が高いことが多い。
意識の高い人たちが集まる中で他の子供の受け答えを見たり、保護者同士で会話をしたりする中で、上位集団がどれくらいの取り組み方をしているのかがわかる。
他者との比較のなかで、今後どういう心積もりで子供に勉強をさせてゆくかというメルクマールを形成することができる。
主体性がないと効果は非常に薄い
幼児教室に限らず習い事全般に言えることであるが、周囲に着いていけない子に対するフォローは手薄になるというパターンが多い。
先生としても「できる子」、「やる気」がある子に対しはしっかり向き合ってくれるが、そうでなければ最低限のことしかしてくれない。
教室での立ち振る舞いに限らず宿題などの自宅学習まで含めて
主体的に学習を進めよう。
せっかく高い月謝を払っているのに、他のできる子・やる気のある子の教育環境の構築に貢献する「養分」になってしまうのはもったいない。
自宅学習
コストは安い
自宅で学習する場合には、一般的には書店で販売されているドリルや図鑑などを利用して勉強することになるが、書籍代だけで済むので幼児教室に通うよりも圧倒的に安い。
ただし、幼児教室と異なり指導者いないため、保護者が指導する必要がある。
幼児教室の先生のノウハウもないし、他の子がいるという緊張状態もないことから、どうしても子供が飽きてしまいやすい。
しかし、最近は飽きないようによく工夫が施されている教材が増えてきている。ここで
筆者が特に優秀だと思うオススメの教材をシェアしよう。
ドラゴンドリル
最近は楽しみながら学習できるという点で「うんこドリル」が話題になったが、その観点なら圧倒的に「ドラゴンドリル」の方がオススメだ。
ドラゴンドリルは勉強が進むとキラキラなシールを貼ることができ、すべてのシールが貼り終わると1枚のドラゴンの絵が完成するというもので、シールを貼りたいがためにどんどんやり進めてくれるという代物だ。
今のところ小学校2年生の範囲まで発売されているので、小学校進学前に学習する材料のボリュームとしては十分だろう。
また、最近は「ドラゴンクエストゆうしゃドリル」というドラクエの世界観でドリルを解きながら冒険を進めてゆくというコンセプトのものも発売されており、同じくオススメである。
七田式プリント
七田式教育を自宅で実施できる「七田式プリント」。
おそらくコスパで言えばこれが最強だろう。
七田式の教材を使いながら自宅で学習するという、自宅学習でありながらも幼児教室寄りの学習ができる。
10か月分のカリキュラムで20,000円未満と、幼児教室1か月分の月謝で購入できてしまう。
オークションサイトやフリマサイトでは途中で挫折して使用をやめてしまった教材や、コピーを取った後の教材が割安で大量に出品されているので、中古品を購入するのも一つの手だ。
子供のやる気を引き出すには?
色々と学習環境を与えてあげても、子供のやる気がなかったら意味がない。
子供は興味のないことに対しては頑張れない。
もともと勉強に興味のある子であれば良いが、そうでない子を動機づけるためには工夫が必要だ。
子供のやる気を引き出す方法として、学習方法やインセンティブについて別途まとめた記事があるので参照してほしい。
特に、上記の記事で紹介している「こどもちゃれんじ」の「チャレンジ スタートナビ」は中毒性も高く、学習効果も高いため子供の学力の伸びに資するのでぜひチェックしてみて欲しい。
まとめ
いかがだっただろうか。
小学校入学までの期間はその後の人生につながる大切な期間であり、なんとなく保育園・幼稚園の往復だけで過ごしてしまっているとしたら非常にもったいないので、主体的に幼児教育に取り組んでいこう。
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